今の不安を可愛いがろう
入院中の生活を一言で表すと暇。
スマホもテレビも(あるけどおじさん方に占領されている)無いという、他に遊びを知らない現代っ子(ゆとり?)には苦痛レベルの暇さでした。
何とか時間を潰そうと一人で出来ることでしていた事は、陽を浴びる。雲を目で追う。ストレッチをする。それからとにかく日記いていました。
家に帰り、改めて最初から読み返すとすぐに気付いた事がありました。それは、入院したての頃の自分は常に不安に襲われていたという事です。
小さな不安がポッと浮かぶとそこからまずそれに関連した過去の失敗を思い出します。そこで少し膨らんだ不安はまた失敗するのではないかという未来の不安を連れてきます。
重複する部分もありますが分かりやすく絵に描いてみました。
(パソコンの場合、クリックすると拡大されて見易くなります。)
ここで漠然とした不安が何処から来たものかが大体分かってきます。
手元にある不安は本当は出来たてホヤホヤの小さなものなんですよね。
過去と未来の不安は仲間に入れない!
これが出来たら漠然とした不安との戦いは終わりです。
PTSDのフラッシュバックにはまたちょっと違うアプローチが必要なようですが、この事に気付けたことで今まで四六時中不安と一緒に居た私の世界は大きく変わりました。勿論1人で出来るようになった訳ではなく先生や心理士さんにのお陰です。
自分1人で考え方のクセを治すというのはなかなか難しいものですがこの記事が同じように悩んでいる方の何かのキッカケなれば幸いです。
久々に絵を描いたので感覚が鈍っていて時間が掛かってしまいました。これからはもっと頻繁にペンタブに触ろう。その前にペン先を買わなくては…。
- 本日の一曲
広島に居るオバマさんの生中継を見ました。被爆者の方の手を握り、涙ぐむお爺ちゃんを抱き寄せた時グッとくるものがありました。